井上雄彦 最後のマンガ展 重版(大阪版)
2年前に上野でやっていたのを逃したのですが、大阪でやってるやん(似非)って事で行って来ました。
外
入館時間が限られているので混むんだなーと思い、チケットはあらかじめぴあで買っておいたのですが、そうではなく入場規制の為でした。4〜5人ずつエレベータに乗せて、順番に案内。結構待ちましたがその代わり目の前で絵を見ることが出来ました。
絵は圧巻でした。迫力があって一枚一枚魂が込められている感じ。真っ白な世界に墨だけで描く世界に感動。
漫画形式でお話が続いていくのですが、途中途中で水墨画のような濃淡のすばらしい絵がいくつもありました。もう漫画家の域を超えているような・・・。話の内容も悟りの境地ていうレベルで、なんかもう安いドラマや映画よりもよっぽど心が動きました。絵だけでこれだけの事ができるって素晴らしい。凝った演出もあって楽しめました。
たとえばこんなの(会場出たらあったやつ)
これ↑は大阪版にあたって、描いたみたいです。
プロフェッショナル仕事の流儀を見てても思ったのですが、漫画を通して伝えたいことがあるにしても、大前提にこの人ほんとに絵が大好きなんだなー。じゃなきゃ漫画家なってないかwいやーでもあんな大きな絵を筆で書くなんてあまり思わないでしょう。とにかく満足でした!