変態ムージック
レビューと呼べない感想が多いので書くまでもないかと思いますが、キロクなんで。。と自分に言い聞かせています。
最近は音楽通・釈迦メイトにBSSを借りましたが、それはもちろん良かったですが、それではなく、邦楽を。
- アーティスト: MOWMOW LULU GYABAN
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2009/11/11
- メディア: CD
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音楽スレで知ったバンドで、始めは「サイケな恋人」のPVを見て、女の子歌ってるし不思議ちゃん系かーなんて思ってたんです。最後まで聴かなかったから。で、釈迦メイトに名前だけ教えたら後日「あれいいなー」とのこと。なに!?と思って聞いてみたらなんと、いいではありませんか。危ない、見落とすところだった。
まず、ギターがいないバンドらしいです。ドラム・ベース・キーボード。始め、ギターがないのわからなかった、わたし。なんせかっこいいんですもの。リズム隊がめっちゃしっかりしてて厚みがあって3ピースとして完成されてると思います!(元はギターいたらしい)。力強いドラムに野太くうねるベース、それにメリハリのあるキーボードがマッチする。メロディや歌詞もいい意味でぶっ壊れててロックな部分はありますが、基本的にPOPでせつない歌詞があったり。耳に残ります。
サウンドは始めドラムがクミコン(チャットモンチー)に似てるなーと、、(スコラでドラムの叩き方の種類を学んだばかりなのでw)でももっと激しくて変態ムージックぽくて、ナンバガ?スパルタ?(わたしが聞いている範囲なのでたとえが狭い)・・・ゆら帝にも近いような時もある。ギターがいないからよりPOPに聞こえちゃうんかな?ギターはいないけれど、変態な方のチャットモンチーな感じです。(実際は西のクラムボンと言われているそうですが、、うーん。)
このアルバムは全曲いいと思いますが、特に「ユキちゃん」を初めて聴いた時の衝撃はすごかった。厚みのあるサウンドに対してこの歌詞。坂本先生*1は歌詞なんて何でもいいとおっしゃってます。わたしもそう思います。むしろメッセージ性を持たない歌詞は時にサウンドになると思います。語呂合わせみたいな歌詞のほうがより音楽を感じられるのです。それがぴったしはまっている曲だと思います。
あとお気に入りは「野口、久津川で爆死」と「Ca☆Na」です。
ライブだとドラム(ゲイリー・ビッチェ)はパンツ一丁になるらしいですねーきゃー。
最後に、、、もうアルバムと関係ないですが、彼らの日記をちょっと読みました。それがなんか良かったのです。ゲイリー・ビッチェが主に書いているみたいなんですが、メンバー間との衝突とか脱退とか、なんかロックぽいなーつて。「音楽は真面目にやりすぎるとつまらなくなっちゃうから」という発言とかロックロックしててかっこいいなーとオモタ。
余談:ゲイリー・ビッチェ(ds&vo)は顔の作りがコカドに似てる。
*1:教授