さや侍

さや侍を観てきました。
感想なぞ適当に。
ネタバレします。

内容はおもしろかったです。まっちゃんの前2作を観ていないけど、酷評されていたのは知っていたのでどんなものかと構えていたら思っていたよりも良かった。野見さんに期待して行ったのですが、期待通りというか、期待以上!すごいなーと思いました。漂う哀愁と何考えてるか分からないふわふわ感でバツグン存在感でした。けど所々「ん???」ていうのは感じました。このテーマと設定だったらもっと良い作品になったのではと思います。なんつて偉そうですね。
基本野見さんはあまり話さないです。もうちょっと話しても良かったかなと思いますが、だめだったんですかね。野見さんが話さないから周りがおしゃべりに見えてしまいました。子供と見張り役の2人はしょうがないにしても、3人の刺客は必要あったのかなー。名も無い町人にやらせてもいい気がしました。説明がましいっていう感じでした。ラストも 野見さんとうもろこし食べるのやめる→翌日顔つき変わる→坊さんに手紙渡す→子供と手を繋ぐ→切腹 で十分感動なのに、手紙を歌にしちゃうとか。坊さんが笠を取ったところで興ざめでした。普通に手紙渡して読んで終わりでわたしは良いかと。個人的にあの手の歌が苦手だからだと思いますがwあの手の説教じみてる歌はトータスしか受け付けないわたしw
話の展開もなんだかメリハリなく終わった印象。もうちょっと笑いがあった方が(まあ、あったんだけど)最後もっと感動的になったと思います。途中、女の子がお殿様の子供に会いに行くのが「はて?」ってなった。話にふくらみが無いので女の子が野見さんの事話しててもぐっとは来なかったー。それやるならもうちょい親子の背景が見たかったです。

ばっとこんな感じで。
良くないこと結構書いたけど野見さんがそれ以上に良かったので見なきゃ良かったーとは思ってません。死ぬ前の顔とかはの、のみさん!?なるくらい顔違ってました。